こんにちは。
野田です。
「精神安定剤の離脱症状ってどのくらい続く?」
今日はこんな方向けに記事を書いています。
僕は過去25錠飲んでいた精神安定剤をいっぺんに断薬。
結果、長いこと離脱症状に苦しみました。
今日は、その始まりから終わりまでを書いています。
よろしくお願いします。
Contents
ベンゾジアゼピンの離脱症状はいつまで続く?回復ステージを解説!
大まかな回復ステージ
結論から書くと僕は以下のような順番で回復しました(↓)。
2015年4月 睡眠薬一錠を残し25錠いっぺんに断薬。
2015年7月 実家に引き上げ。
2015年9月 リーゼ2錠とソラナックス1錠追加
2015年9月半ば 病院のカウンセリングを受ける。
2016年9月 就労移行支援機関で働きはじめる。
2017年春 離脱症状からの一定の回復。
2018年春 一般企業へ就職。
2019年7月 統合失調症に罹患。
こんな流れで回復。
なので大まかな回復ステージは、5年です。
ではどのようなステージで回復して行ったのでしょうか?
詳しく、みていきたいと思います。
離脱症状①出た全ての症状
まず、一番辛い時期はこんな症状が出ました(↓)
・不眠 ・ふるえ ・離人感覚 ・耳鳴り ・肌のかゆみ
・めまい ・ふらつき ・感覚異常 ・味覚異常(初期)
・神経が過敏になる ・目の渇き ・ふらつき
こんな感じで自律神経の異常が多数出現。
日々、とんでもない不調に悩まされました。
なので、一気断薬は本当に危険です。
絶対に真似しないようにしましょう。
離脱症状回復までの道のり①断薬0日目
2015年4月19日のこと。
僕はこの日、薬を1錠も飲んでいませんでした。
そこで「おっ!これは行けるんじゃね?」と一気断薬を決意。
25錠飲んでいた薬をいっぺんに止めることを決意をしたのです。
ところが、その日の夜あたりから大変なことに!
なぜなら、
- 悪寒
- 脳の異常
- 眠れない
- 体がガクガク震える
こんな症状が現れたため。
なのでその晩から、徐々に体調が悪化して行きました。
離脱症状回復までの道のり②1日目から3ヶ月
眠れなかった僕は、毎晩、睡眠薬1錠だけは飲むことに。
その1錠だけは「良し」としたのです。
しかしそれ以外は、睡眠薬1錠だけで過ごすことに。
僕の「断薬生活」の始まりでした。
しかし断薬生活は思った以上に大変!
なぜなら昼くらいから、
- 恐怖
- 記憶が曖昧
- ここがどこだかわからない
こんなことが恐怖症状が起き始めたから。
なので、一気断薬は絶対止めましょう。
心からの願いです。
離脱症状回復までの道のり②2ヶ月
2015年7月。
僕はある会社の就職が決まっていました。
なのでそれまでは、のんびり生活をキープ。
比較的、ゆっくりしながら過ごしていました。
僕はこれが案外、嬉しく、
- 生きていけるんだ
- ご飯も運動もできるんだ
こんなことを感じていました。
やっぱり、断薬しはじめは嬉しいですね。
一人暮らしだったため、ほぼストレスはなし。
なので、比較的、3ヶ月は楽に過ごせました。
ただ離脱症状としては、(↓)
・不眠 ・ふるえ ・離人感覚 ・耳鳴り ・肌のかゆみ
・めまい ・ふらつき ・感覚異常 ・味覚異常(初期)
・神経が過敏になる ・目の渇き ・ふらつき
こんな症状が出現。
けっこう大変な時期が続きました。
離脱症状回復までの道のり③3ヶ月目
僕は7月からある会社で働くことが決まっていました。
ただ、実際働いてみると、
- 会話ができない
- 仕事ができない
- 仕事中、2度ほど気を失う
こんな感じで、生きることすらままならず。
なので、7月20日頃、実家に引き上げました。
当時、35歳のことでした。
離脱症状回復までの道のり④4〜5ヶ月目
実家に引き上げたは、良いものの、両親も困惑。
けっこう、迷惑がられました。
そして、2015年8月20日ごろ。
僕は、生きることに絶望しました。
理由としては、
- 断薬の辛さ
- 両親との確執
- 35歳という老いた年齢
こんな感じで人生に絶望したから。
なので晩に、睡眠薬100錠ほどを飲み、自殺(未遂)を決行。
死のうと思ったのです。
しかし翌昼、気づいて見ると、看護師の叔母が隣に。
心配して駆けつけてくれたのでした。
しかし、転機が訪れたのはここから。
なぜなら父も母も、心配して優しくなったから。
これが自殺未遂の唯一のメリットでした。
離脱症状回復までの道のり⑤5ヶ月目
2015年9月2日。
僕は精神科病院を受診することになりました。
そこで追加になったのは、
- リーゼ(2錠)
- ソラナックス(1錠)
- 睡眠薬(1錠)
こんな感じの3種類。
断薬にドクターストップがかかったのでした。
断薬開始から5ヶ月半のことでした。
離脱症状回復までの道のり⑥半年〜1年
断薬半年〜1年目。
この間は、
・カウンセリング
・病院のデイケア
に通うこととなりました。
これが当時の僕の仕事と勤めでした。
最初の頃は、カウンセリングの先生とだけ面談。
しかし2〜3ヶ月ほど経ったころ、デイケアにも通うことに。
カウンセリングの先生から「GO!」の指示が出たのです。
他にも、
- 掃除
- 簡単な料理
こんなことが当時の僕の仕事に。
ただ、精神安定剤が追加になっても、症状はあまり変わらず。
- 目の乾き
- 味覚異常
こんな症状は取れましたが、依然として、
・不眠 ・ふるえ ・離人感覚 ・耳鳴り ・肌のかゆみ
・めまい ・ふらつき ・感覚異常 ・記憶障害
・神経が過敏になる ・目の渇き ・ふらつき
こんな症状は続きました。
まだまだ回復の途上でした。
まとめ
いかがでしたか?
今日は離脱症状の0ヶ月から1年目までを書いてみました。
離脱症状1〜5年目の後半はこちら(↓)。
-
ベンゾジアゼピンの離脱症状はいつまで続く?【後編:断薬1〜5年目】
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